金融商品仲介業&IFAの誕生。幅広い投資家が参加できる証券市場の育成を目指して

金融商品仲介業の誕生

金融商品仲介業制度(旧 証券仲介制度)は、2003年5月に証券取引法が改正になり2004年4月よりスタートしました。2004年12月からは銀行の金融商品仲介業(旧 証券仲介業)が解禁されました。

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それまでは、有価証券の販売や投資勧誘等は、証券会社のアドバイザーに限定されていました。

日本の個人金融資産1,500兆円を、直接金融へ移行させる「貯蓄から投資へ」のスローガンの元「幅広い投資家が参加できる証券市場の育成」ならびに「金融商品販売チャネルの拡大」を目指す根拠法が確立され、この証券取引法改正によって、証券会社以外の法人や個人も、証券会社等から委託を受ける形で、有価証券売買の仲介を行うことができるようになりました。

2007年9月までは、証券仲介業と表記されていましたが、2007年10月の金融商品取引法施行により、金融商品仲介業と表記が変わりました。

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金融商品仲介業を行う為、内閣総理大臣の登録を受けた個人や法人を金融商品仲介業者といいます。金融商品仲介業者の担当者は証券外務員資格を持ち、日本証券業協会において外務員登録を受けている必要があり、IFA(独立系ファイナルアドバイザー)と呼ばれています。

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